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中国の現代ドラマ、海外進出の波に乗れるか (3)

人民網日本語版 2015年05月07日15:09

「共に老い、同じ墓に入る」という中国式恋愛観で韓国進出

多くの業界関係者は取材に対して、中国産のドラマ、特に現代ドラマが世界で一定の立場を築くためには、「嫁と姑」や「婿と義親」などのドロドロした人間関係ばかり描くのでなく、テーマの多元化を進めなければならないとの見方を示した。「何以笙簫黙」が今回、「現代ドラマ強国」の韓国で放送されるようになったのは、「我慢はしたくない」という気持ちと「生きては共に老い、死んでは同じ墓に葬られる」という中国の恋愛観を見事に描いたストーリーが、MBCの心をつかんだから。中国の純粋な恋愛ストーリーが、現代的、かつ直観的な方法で表現されており、海外のテレビ局にも高く評価されている。

その他、業界関係者は、中国の製作会社は、海外メディアとの交流を強化すると同時に、米国や英国、韓国、日本などのドラマから、その脚本のすばらしさや人情に訴えるテーマ、世界レベルの製作技術を学び、中国ドラマの影響力向上につなげるよう提案している。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年5月7日


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コメント

最新コメント

智ちゃん   2015-05-0760.220.213.*
我が国のドラマの海外進出は確かに喜ばしいことである。数のわずかというのはまだまだ豊かな底力が潜んでいて、それを発掘する努力が必要であることになる。中国の歴史が長い、伝統文化が実にすばらしい。けれども、そればかりを頼りに取材してはいけない。まして何度も同じ素材を汲んでアダプトするなどのまねはくだらないというか、とにかく精力や資源の無駄だと思っている。それでも、興行収入を狙いに、がむしゃらに古典をアダプトする監督が少なくない。これに対して、私は世話がないというより、業が煮えている。経典はたった一部で十分である。例えば「西遊記」は多種多様なバージョンがあるが、親しまれているのはやはり最初のバージョンではないか。時代の流れから見て、一部の映画関係者の頭を切り替える必要が眼前に迫っているではないかと思う。私は普段よく海外のドラマを見てて、その中に含まれているその国ならではの文化は時にはよくわからないが、プロットの発展に伴い、だんだんわかるようになった。ドラマにはそういう力、つまり、文化伝播あるいは浸透の効果、を強く持っている。他国文化に侵食される前に、自国の文化を強めなければならない。映画関係者にはそれなりの役割を果たさなければならない。過去のことにアクセントを置くだけではなく、今日の中国の面貌、世相、極彩色な流行要素や進んだ価値観を世界に見せてほしい。