「共に老い、同じ墓に入る」という中国式恋愛観で韓国進出
多くの業界関係者は取材に対して、中国産のドラマ、特に現代ドラマが世界で一定の立場を築くためには、「嫁と姑」や「婿と義親」などのドロドロした人間関係ばかり描くのでなく、テーマの多元化を進めなければならないとの見方を示した。「何以笙簫黙」が今回、「現代ドラマ強国」の韓国で放送されるようになったのは、「我慢はしたくない」という気持ちと「生きては共に老い、死んでは同じ墓に葬られる」という中国の恋愛観を見事に描いたストーリーが、MBCの心をつかんだから。中国の純粋な恋愛ストーリーが、現代的、かつ直観的な方法で表現されており、海外のテレビ局にも高く評価されている。
その他、業界関係者は、中国の製作会社は、海外メディアとの交流を強化すると同時に、米国や英国、韓国、日本などのドラマから、その脚本のすばらしさや人情に訴えるテーマ、世界レベルの製作技術を学び、中国ドラマの影響力向上につなげるよう提案している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月7日