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もはや時代遅れの「男尊女卑」 「女の子を持つ親の方が幸せ」か? (3)

人民網日本語版 2015年05月18日14:50

〇この研究結果から、「息子より娘を生んだ方が良い」という結論には至らない

女の子を持つ親の方が、男の子の親より果たして幸福なのだろうか?ネットユーザ―の中には、反対意見の人もいる。ある人は、「幸福感を引き下げている犯人は、高すぎる住宅価格だ。話のポイントが、なぜ男の子を持つVS女の子を持つ、という横道に逸れたのだろう?1男1女をもうけた場合は、どう説明するのだろう?」とコメントした。

陸准教授は、この問題について、次のとおり指摘した。

「息子より娘を生んだ方が良い」というのは、全く誤った解釈だ。この調査から、そのような結論を導き出すことはできない。実のところ、新婚カップルが新居を購入する際の圧力は、家庭によって各種各様で、男の子の親の家庭に経済力があれば、この圧力はほとんどない、あるいは全くゼロだ。

また、新たな結婚観が社会に受け入れられるにつれ、多くの若者が、ともに協力して新居を購入する傾向が高まっており、各家庭間の相違はだんだんと縮まっているのかもしれない。

「男尊女卑」「女尊男卑」はいずれも、取るに足らない考え方である。これまでの研究から、幸福感は、所得や価格などの経済的要因のみならず、年齢・性別・学歴・環境・健康状態などさまざまな要素の影響を受けている。子供の性別と親の幸福感の間に、決して単純な等式は成り立たない。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年5月18日


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