2015年の全国普通高等学校学生募集入学試験(大学統一入試、略称「高考」)まであと10日に迫っている。これに伴い、「高考経済」もヒートアップしつつある。保護者は受験するわが子の「勝負服」に赤色を選ぶ傾向がある。受験会場の周囲のホテルの「受験部屋」は予約が殺到している。受験関連の文具も人気だ。アメリカニンジンやマルチビタミンなどの健康食品も売れている。各販売店が大学入試と受験生に標準を定めている。華西都市報が伝えた。
▽大学入試の「勝負服」 ロゴにもこだわり
受験生の子どもに特別の「勝負服」を用意しようとする保護者は多い。どんな服が受験に有利かは保護者によって様々な説がある。
色の選択ではやはり赤の人気が根強い。赤いTシャツや赤いズボンなど、服は少しでも赤い方が保護者を喜ばせる。中国人にとって赤は縁起の良い色。赤い服を着せて子どもの受験運を上げようとの保護者の思いがわかる。
勝負服の選択で大事な要素には、色のほかにブランドのロゴの形がある。「家の息子はスポーツが好きで、スポーツ用品のブランドは何でも着る。だが高3からは『√』(ナイキ)一筋だ」。高3の息子を持つ王さんは先週末も息子に「√」製品を買い与えた。王さんの息子は「√」のロゴの服を好むだけでなく、国産アパレルブランド「特歩」は避けているという。ロゴが「×」のようだからだ。
カスタムTシャツの作れるネットショプでも「高考Tシャツ」の広告がトップページに出ている。