ストーリーは?ネットユーザーからアイデア多数
クランクインのニュースもまだ出ていないものの、ネットユーザーらは既に、「新華字典」が映画化されるとどのようなストーリーになるのか想像を膨らませている。
個性豊かな編集者たちが新しく刊行する辞書「大渡海」の編纂を機に、辞書の世界に没頭していく姿を描いた日本の映画「舟を編む」(2013)は中国でも好評を博した。そして、多くのネットユーザーが、「『新華字典』も編集者達の姿を描くストーリーになるのでは」と予測している。著名な映画評論家「図賓根木匠」も微博(ウェイボー)で、「『新華字典』の編纂の過程を描くなら、おもしろいストーリーになる」との見方を示している。
また、他のネットユーザーからは、「ヒロインが『新華字典』を最初から最後まで読むだけの作品ていうのはどうか。アカデミー賞の作品賞を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で採用された長回しをすればいい」とオリジナル性の高い仕上げを期待する声も上がっている。
また、「武侠映画にして、いろんな流派が『新華字典』の争奪戦を繰り広げるのはどうか」、「『新華』と『字典』の二人のドロドロした恋愛作品にするのはどうか」などと、ユニークなアイデアも出ている。
その他、厳粛なストーリーにし、「出演者をたくさんにして、各言葉の由来や関係を演じてもらうのはどうか」との声も出ている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月15日