商務部国際貿易経済協力研究院国際市場研究部の白明副部長は、「国は国境を越えた通販事業の発展を支援しており、これは小規模・零細企業の国際化にとって千載一遇のチャンスであることは間違いない。実際、国境を越えた通販事業の対外貿易業務におけるとりわけ目立った特徴は、消費者を国際貿易の第一線に導くこと、既存の国際貿易の空間を広げることにある。こうして非常に大きな市場の可能性を切り開くことになり、特にこれまでは国際市場に参入する力のなかった小規模・零細企業にも選択の機会と可能性が与えられることになり、人々の消費構造も変化する。だが国境を越えた通販事業の発展は国内通販事業よりももっと複雑な問題に直面している。たとえば言語、ブランドの信用度、物流、通関、検査検疫、電子決済、外貨建て決済、税金還付など多くの点で、より体系的で成熟し、かつ整った政策的支援を必要とする。これから国境を越えた通販事業の発展を支援するためにまずしなければならないことは、総合的な対外貿易サービスプラットフォームを構築し、国際貿易と国内貿易の相互連携をよりスムースにすることだ」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年6月24日