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人民銀 リバースレポで500億元の流動性注入

人民網日本語版 2015年07月08日13:26

中国人民銀行(中央銀行)は7日、公開市場で500億元(約9829億円)規模の7日物リバースレポを行い、基準金利は2.50%で据え置いた。「京華時報」が伝えた。

人民銀は6月末以降、公開市場操作でリバースレポを行い2週連続で流動性を注入した。6月25日から現在までの2週間に3回のリバースレポを行って短期流動性を注入し、各回の規模は350億元(約6880億円)、500億元、350億元で、この間に基準金利を2.70%から2.50%の低水準に引き下げた。また6月28日には金利引き下げと預金準備率引き下げの「合わせ技」を繰り出し、短期流動性をさらに注入した。

アナリストは、「7日の銀行間市場は主要レポレートの多くが低下し、7日物の下げ幅が特に大きかった。このたびの購入予約が行われた新規株式発行(IPO)の一時停止措置は、短期資金の需要を落ち着かせただけでなく、未来の流動性への期待感をさらに好転させた。これに半期末や月末といった時間的要因がなくなり、金融市場がゆとりを取り戻したことを背景として、人民銀が持続的に流動性を提供する必要性は低下した。最近はA株市場で大幅な調整が行われ、新たな新規株式発行が控えており、こうした背景の下で人民銀がリバースレポを持続的に行うことは、市場各方面の流動性への期待を安定させる上でプラスになる」と指摘する。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年7月8日

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