中国インターネット情報センター(CNNIC)は23日、北京で第36回「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。同報告書によると、中国のネットユーザー数は2015年6月現在で6億6800万人に達し、インターネットの普及率は48.8%となった。ネットユーザー数は、上半期に1894万人増加した。
中国の携帯電話からのネット利用者数は、2014年12月比で3679万人増の5億9400万人に達した。ネットユーザーのうち携帯からのネット利用者が占める比率は、2014年12月の85.8%から88.9%に上昇した。携帯端末の大画面化と携帯電話のユーザーエクスペリエンスの改善により、携帯電話がネットユーザーの主なネット接続端末になる流れがより顕著になった。
インターネットが個人の生活に及ぼす影響が深まり、情報収集や交流・娯楽の需要に基づく個性的なサービスから、医療・教育・交通などの公共サービスと深く融合する、国民生活に密着したサービスに発展した。クラウドコンピューティング、モノのインターネット、ビッグデータなどのけん引により、インターネットは将来的に農業・現代製造業・生産サービス業のモデルチェンジとアップグレードを促す。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月24日