冬季五輪招致委員会の張海迪副会長は27日に取材に答え、北京の急速な発展を「電光石火の如く」と形容、「中国政府が約束した交通ネットワークの整備による移動の利便化が、2022年までに実現できることを信じている」と語った。
王恵副秘書長は、「北京には雪がある。しかも、専門家の推計によると、人工雪を使った場合も張家口市の貯水量の0.2−0.3%しか使用しない」と説明した。IOC委員、国際スキー連盟会長のカスパー氏も、「人工雪を使って競技を開催することは可能であり、何の問題もない」としている。
一方のアルマトイも五輪招致に全力を尽くしており、さまざまなイベントを開催している。アルマトイ政府は市民に対して、31日に中央広場に集まり冬季五輪招致の成功に向け応援するよう呼びかけた。仏AFP通信はIOCのバッハ会長の発言として、「2つの候補都市はいずれも優れており、選択は容易なことではない」と伝えた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年7月29日