新疆ウイグル自治区の星明天文台と中国バーチャル天文台(China-VO)が共同展開する、星明天文台市民参加型超新星探査プロジェクト(Popular Supernova Project,PSP)が29日に始動した。これは、国内のアマチュア天文家のデータ・計画に基づき実施されるシチズンサイエンス・プロジェクトで、アマチュアの天文家チームとプロのチームが協力し、超新星を探査する。科技日報が伝えた。
超新星とは、恒星が死ぬ時に突如明るくなる現象を指す。爆発初期の光度の変化には、恒星の進化に関する豊富な情報が含まれる。しかし超新星の出現には法則がなく、次にどの恒星が爆発するかを予測できないため、爆発後数日経ってから発見するケースも多い。2010年の稼働開始以来、星明天文台の超新星小惑星探査計画(SASP)は自力で約30個の超新星を発見している。多くの愛好家が同プロジェクトに加わり、自分だけの超新星を発見している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月31日