日傘をさして、頭部の涼しさを味わうとなると、足元の熱気をどのように解決するかが問題となる。車のドライバーにとって、夏になると、赤信号や渋滞より、駐車場から熱く熱されたアスファルトを歩いて会社にたどりつくまでの道のりが悩みの種となる。そんなドライバーに、少しでも早く快適に会社までたどり着いてもらおうと、ドイツの自動車メーカー「フォルクスワーゲン」は折り畳み式の3輪電動スクーター「ラスト・マイル・サーファー」を開発した。
「ラスト・マイル・サーファー」は、普段はトランクに入れておくことができ、駐車場からこれに乗って会社まで「飛んでいく」ことができる。これに乗れば、同僚達の嫉妬のまなざしを一人占めできるに違いない。
夏になると、服を頻繁に着替え、それを選択しなければならないというのも悩みの一つになる。そこで、韓国の家電メーカーは、2つの洗濯槽を搭載した洗濯機を発売した。この洗濯機には、メインの大容量な洗濯槽に加えて、台座部分にもう一つの「ミニ洗濯槽」が装備されており、小物衣類を洗うのに適している。夏でも洗濯物が少ない時は、下の「ミニ洗濯槽」を引き出して使うと、時間や電気代の節約にもつながる。
夏は「生ビール」が最もおいしい季節。しかし、瓶ビールや缶ビールに比べて、生ビールは保存や持ち運びが難しい。そこで、米国のあるメーカーが、ビールファンに家でも生ビールを楽しんでもらおうと、スマートサーバーを発明。ウォーターサーバーのようなこのビールサーバーの内部には、生ビールの鮮度を数カ月保つことのできる真空パックが装備され、好みに合わせてビールの温度も変えられる。これを使って、一人酒を楽しむのもよし、友人らと一緒にビールパーティを開くのもよし。ビールファンのニーズに応えてくれるに違いない。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月4日