2015年8月4日  
 

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日本の放射能汚染地域の粉ミルクが海外通販で中国へ (2)

人民網日本語版 2015年08月04日14:53

アリババ(阿里巴巴)には国境を越えたオンラインショッピング事業を扱うプラットフォームが3つある。淘宝全球購、天猫国際、一淘網で、このうち天猫国際は出店企業に海外での小売事業取り扱いの資格を持っていること、商品を直送できることを求め、淘宝全球購は中小の代理購入業者が出店企業の中心だ。

粉ミルクは中国への持ち込みや郵送が禁止された物品リストには入っていないため、第三者プラットフォームが問題発生地からの粉ミルクを監督管理することは非常に難しく、主に通報に頼るしかない。淘宝全球購の関連部門の責任者は、「粉ミルクの品質に疑問を感じたら、注文書の中でサプライヤーに苦情を申し立て、淘宝に介入処理を求めることができる。問題があれば、淘宝は返品・交換処理を行い、サプライヤーに対して処分を下す」と説明する。

海外通販でニセ物粉ミルクや輸入禁止の粉ミルクを買ってしまった場合、どうすればよいだろう。中国消費者協会弁護師団の邱宝昌団長は、「第三者プラットフォームは店舗の経営者を審査する義務がある。たとえば禁止された商品を販売していないかどうかの調査、経営者の資格や取り扱い商品に対する一般的な検査などだ。問題が発覚すれば、消費者は質検総局や税関などの部門に通報したり問い合わせたりすることができる。商品が規定に合致していないことが明らかな場合は、返品を要求することができ、プラットフォームは処理に協力する義務がある」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年8月4日


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