プライベートの集まり、旅行やレジャーなど、様々な楽しみで自分にご褒美を与えるーーーこれは、入学許可書を受け取った大学受験生の良くあるパターンだ。国家重点扶助貧困県に指定されている湖南省龍山県に住む、貧困家庭出身の多くの大学受験生が、入試で高得点を取り、重点大学から入学許可書を受け取った。だが、合格の喜びもつかの間、彼らは、苦労と汗にまみれた夏休みに相対することになる。新華社が報じた。(編集KM)
写真左上:龍山県のレストランで休憩をとる黄暁英さん 写真右上:大学の入学許可書を見せる黄暁英さん
北京大学2015年度新入生の黄暁英さん。主な世帯収入を父親からの仕送りに頼っている。大学入試が終わると、彼女は、県政府のある町のレストランでアルバイトを始めた。家の家計を少しでも助けるためだ。