また、15の捜索・救助チームを結成し、現場に閉じ込められている人や行方不明の消防隊員の捜索を全面的に実施している。14日9時までに、生存者32人を発見した。
事故現場に入る隊員は、人工呼吸器をつける必要があり、中心エリアに入る場合は化学防護服の着用が義務付けられている。現場に出入りする人員の検査・登録をしっかりと行い、隊員の安全を確保している。事故現場では警戒の範囲を拡大し、関係者以外を避難させた。社会・武装警察・プロの救助組織にも協力を要請し、事故の処理に技術的サポートを提供している。
▽消防隊員の被害について
爆発後、真っ先に事故現場に入った消防隊員に死傷者が相次いでいることについて、周局長は「爆発が発生した際、第一陣として現場に向かった隊員は、天津港公安局消防支隊に協力して現場の調査・検査を行い、消火活動を行っていた。後続の支援部隊は現場に到着したばかりだった。その瞬間に2度目の爆発が発生し、消防隊員らはちょうど爆発の中心部におり、対応する時間が無かった。現在、各方面が全力を尽くし、現場に閉じ込められている人や行方不明の消防隊員の捜索にあたっている」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年8月14日