贅沢なご馳走にせよ、街頭で売られている軽食にせよ、人々は「酸味・甘み・苦味・塩味・うま味」という5つの基本的な味覚をよく知っている。辛味は科学的には味ではなく、焼けるような感覚、痛みとされている。辛いものが好きな人は、その焼けるような痛みを好んでいるのだ。新華網が伝えた。
しかし米パデュー大学の研究者は、「脂味」という第6の味覚を確認した。
◆「脂味」とはどんな味か?
日本人が発見し定義付けた5つ目の味覚「うま味」を正確に描写できる英単語は、今のところ存在しない。「脂味」を描写するならば、それは肉汁たっぷりのビフテキをかじった時、オリーブオイルを舌に垂らした時のような感覚と言える。油っこく、香りがよく、脂の味がするかもしれない。