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ロックバンドのメイデイ、16年越しの夢かなえ武道館へ

人民網日本語版 2015年08月31日14:39

台湾および中華圏を代表するロックバンド・メイデイ(五月天)が、2013年秋に満を持して日本デビューを果たした。欧米メディアに「中華圏のビートルズ」とも紹介されるメイデイだが、そのビートルズが来日コンサートを開催した憧れの舞台・武道館に登場。中華圏発のバンドでとしては初めての快挙となる武道館コンサート「Just Rock It 2015 TOKYO」は、28日の「Do you ever shine」に続き、29日の「抱きしめて」と2日間にわたって行われた。

1999年にメジャーデビューしたメイデイだが、ボーカルのアシン(阿信)はステージ上で、「16年前はこんな日が来るとは思わなかった」と感慨深げに語った。メンバーらもそれぞれの思いを込め、ギターのモンスター(怪獣)は「デビューからこんな短い時間でここに来られたのはみんなのおかげ」、ストーン(石頭)は「昨日は科学未来館で人類の未来を見た。今日はこの武道館でメイデイの未来を見た」と語っている。ベースのマサ(瑪莎)は、「まさかここに立てるなんて。みんなより僕らの方が緊張してる」とコメント。さらにアシンは「武道館で最初に話した言葉は『お手洗いはどこですか?』だった」と語り、爆笑をさらった。

スペシャルゲストとして、親交の深い日本の人気バンドflumpoolも登場。台湾では誰もが知る往年のヒットソング「向前走」を歌い拍手喝采を浴びたほか、映画「おしん」のテーマソングになった「Belief~春を待つ君へ~」をメイデイと共に披露した。

観客の大半は台湾および中華圏から詰めかけたファンだったが、メイデイを初体験する日本人ファンに向け、「Do you ever shine」をはじめ「抱きしめて」「OAOA」など日本語の楽曲も盛りだくさんのステージとなった。MCではメンバーたちも必死に覚えた日本語を積極的に披露。5人の特別な思いが観客にも伝わる感動的なステージとなった。(提供レコードチャイナ・編集SC)

「人民網日本語版] 2015年8月31日 

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