「中国との縁」を持つ日本人（2） 山本大河さん　これからも中国語を学び続ける (2)

初めての海外旅行ではよくあることだが、山本さんも今回の中国訪問で色々なハプニングに見舞われた。ある晩、隣の部屋に住む知り合ったばかりの中国人の学生が山本さんの部屋にシャワーを借りに来たのにはびっくりさせられたという。「初めは慣れなかった。日本では、知り合ったばかりの友達とは、距離を置いて接するものだから。会ったばかりなのに食事をおごってくれた中国人の友達にも、少しびっくりした。日本では割り勘が当たり前だから。どうしておごってくれるのか分からなかった」。

研修期間中、山本さんは日本のクラスメートと共に餃子作りを学んだほか、天津の小吃（一品料理）をたくさん堪能した。でも一番好きな料理は「麻辣湯（マーラータン）」だという。「麻辣湯には麺や野菜が入っていて美味しい。野菜は安いし、煮た後に自分で味を調節できる」。日本では野菜の値段が中国の数倍もするという。

山本さんはこれからも中国語を学び、将来は中国か日本の空港で働きたいという。「空港にはたくさんの外国人観光客が訪れる。中国語を使うチャンスがあると思う」。（編集SN）

「人民網日本語版」2015年9月8日

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