中国―アセアン情報港フォーラムが、9月13日に広西チワン族自治区南寧市で開幕した。中国衛星測位システム管理弁公室の馬加慶副室長は北斗システムの建設計画について、2018年に「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線諸国に向けた初期サービスを開始し、2020年に全世界をカバーすると発表した。新京報が伝えた。
北斗衛星測位システムは、中国が独自に開発した全世界衛星測位システムだ。馬氏によると、複数のシステムの同時応用、北斗システムの海外進出の着実な推進は、すでに国家「1ベルト、1ロード」戦略に盛り込まれている。北斗の普及促進をめぐり、中国は韓国、オーストラリア、シンガポール、インドネシア、パキスタン、タイなどと協力している。
馬氏によると、中国はすでに、地上強化システムの基本システムの開発をほぼ完了している。同時に世界サブネット建設を加速しており、今月までに3基の北斗衛星の打ち上げに成功している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月14日