VOCを対象とする排出費の徴収は全国的にも初めてで、北京の約2千社が対象となる。企業の自発的な技術更新の促進と汚染減少が目的。
環境保護局の担当者は「排出費の徴収対象となる5つの業界のVOC排出量は市全体の総量の80%を占める。石油化学工業企業は排出量が特に多い。企業の種類に基づき、毎年の排出量の基準は数百から1千トンとなる」と紹介した。
排出費は、市内の各区・県の環境保護部門が徴収する。具体的なプロセスは二酸化硫黄などの汚染物質排出費の徴収と同様で、申告、審査、査定(計算)、送付、支払、照合の6ステップに分かれる。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年9月16日