ペプシコーラが携帯電話を売り出すといううさわで世間はもちきりだ。ペプシは13日、ついにコメントを発表し、中国で携帯電話および部品を発売することを明らかにしたが、携帯製造産業への参入は否定した。「京華時報」が伝えた。
ここ数日、「ペプシ携帯」という新浪微博(ウェイボー)のアカウントがペプシの携帯発売情報を発表し、今月20日にはペプシが携帯にしてより多くの情報を発表すると伝えた。発表会の招待状がすでにメディア宛に送られている。このアカウントは深セン玩瘋科技有限公司が登録したもの。同社は2011年に設立され、携帯電話と部品の研究開発、設計、製造、販売を主業務とする。
ペプシ中国法人がこのほど発表した声明によると、ペプシはライセンス協力パートナーとともに、今後数カ月以内に中国市場に携帯と部品をうち出すことを計画中だ。この取組は中国市場限定で、ペプシが最近世界で発表しているアパレルやアクセサリーなどのライセンス経営製品と近いものになるという。なお、パートナーが同公司であるかどうか、ペプシがうち出すライセンスアパレル製品ではどのようなモデルを採用するか、具体的な目標は何かなどについては、ペプシは明らかにしていない。
興味深いことは、携帯電話発売の動機について、ペプシは携帯製造産業への進出を否定したことだ。「ペプシコーラは常に文化発展の最前線を牽引してきた。今や科学技術が消費者の双方向的で中核的な文化の主要な柱の1本になっている。ペプシは携帯電話製造産業への進出は計画していない。このインターネット時代にあって、今回のようなやり方で中国の消費者と緊密な連携を保ち、革新的な方法でペプシブランドを推進するよう努力していく」という。