日本の小学校の書道の教科書
中日間の書道に違いについて沈氏は、「中国の書道は伝統を重んじる。まず楷書で古代の代表書物を真似して書き、見本も古い書籍にある字体をそのままとってきたもの。書き方も書体によって決まり事がある。自己修養のための一つの趣味としてとらえるなら、中国の書道は奥が深く、字体も繁多だが、保守的で個性に欠ける。しかし、日本語の仮名は表情がそれぞれ異なり、個性を発揮することができ、仮名と漢字を組み合わせることで、また別の融合の美を表現することができる」と語った。
書道の授業後、小学校の馬場校長が沈氏に対し歓迎と感謝の意を述べ、「書道が日中文化交流の一つのきっかけとなれば」と語った。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年10月27日