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人口密度の高い日本、自転車と歩行者の「徐行文化」 (2)

人民網日本語版 2015年11月16日16:03

通行人が邪魔しても鳴らさないベル

人口密度が高く、日本の車道と歩道の道幅はもともと狭いため、日本には基本的に自転車専用レーンがない。このため、自転車の交通施設において日本は他の国から後れを取っている。日本の交通ルールにおいて自転車は軽車両と位置付けられており、原則的に車道を走行することができる。しかし1970年に交通事故死亡者数が激増したことによって、交通当局は緊急避難条例を発表し、自転車が歩道を走ることを許可した。この一時的な条例が長期にわたり施行され、現在の日本の大部分の市街地で自転車が歩道を走るという状況を招いている。

理論的に言えば、歩道は歩行者を優先し道を開けなければならない。しかし現在の日本の交通事情は独特な自転車文化を形成しており、自転車と歩行者が調和しながら共生している。日本の交通は弱者優先で制定されており、歩道を走る自転車走行者は歩行者を優先させなけれなならない。歩行者が多い時には自転車を下りて他の人の安全を確保する。そして例え人が多くても自転車走行車は自転車のベルを鳴らさない。これは日本の法律で規定れれているものではなく、社会のモラルであり、ちょうど日本の車のドライバーが緊急事態でなければクラクションを鳴らさないのと同じだ。実際に急いで通過するときは通常「ごめんなさい」と一声かけるか、わざとブレーキ音を出して歩行者の後ろの自転車の存在に気付かせると、歩行者はほぼ友好的に自転車に道を譲る。当然、この際には「すみません」と一声かけるのは必須だ。


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最新コメント

中川 清三   2016-02-15125.53.124.*
 日本の自転車事情をよくまとめた文章にびっくりした。日本には古くから自転車が多く利用され、自転車製造メーカーが沢山あり中でも「石丸自転車」や「ミヤタ自転車」は操業が古く、昨今では「FUJI」・「パナソニック」・「ブリジストン」などの後発組が多機能自転車や電動アシスト自転車を作っているが、20年ほど前から日本人の技術管理の元で、中国製の自転車が目立ち、「ママチャリ」と言われる1万円前後の安くて故障が少ない自転車が主流となって、日本国内で作られた自転車は10万~20万円と高額品になっている。 面白いことに中国製と解っている日本の中古自転車がアジア・アフリカ・中東方面に輸出され、日本人が愛用していたと言うだけで、中国や韓国製の新品の自転車より高値で取引されている。 話が変わって、20年前の日本の駅前には、通勤通学者が放置する自転車が社会問題となっていた。最近の駅前ではすっかりと放置自転車が消えてしまった。消えた自転車は地下深くに有料駐輪場を作り、その駐輪場の仕掛けに世界が驚き、客が地下駐輪場入り口にあるレーンに自転車を置き、マイカードでボタンを操作すと、扉の中に自転車が引き込まれ、横のモニターにはもの凄い早さで地下深くの所定の位置に、自転車が運ばれ駐輪完了となる装置が普及している。ユーチューブ等で紹介され、日本人が持つ発想とハイテクノロジーが注目された新しい環境美化が実現している。