商務部(商務省)は17日午前、定例記者会見を開き、メディア向けに中国の最近の経済運営情況について説明した。沈丹陽報道官は中国の今年の外資吸収情況について、1-10月、中国で設立された外資系投資企業は前年同期比9.3%増の2万1011社となり、実質外資利用額は同8.6%増の6394億2千万元(約12兆円)となったと発表した。中国経済網が伝えた。
また、統計によると、今年10月に中国で設立された外資系投資企業は2.5%増の2042社に達し、実質外資利用額は同期比4.2%増の545億8千万元(約1兆円)となった。
沈報道官は、1-10月、中国の外資吸収情況について、産業構造のさらなる最適化、主な投資供給国の多様化、自由貿易試験区の牽引的役割の顕在化、外資による合併・買収取引額と割合の大幅な増加という4つの特徴があると説明した。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年11月25日