2015年11月25日  
 

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1-10月の輸出入額、前年同期比8.5%減 商務部

人民網日本語版 2015年11月25日16:31

商務部(商務省)の沈丹陽報道官は、17日に開かれた定例記者会見で、今年1-10月、中国の輸出入額は前年同期比8.5%減の3兆2269億6千万ドル(約396兆円)となったと発表した。また、中国の今年の対外貿易は14年比で一段と複雑かつ厳しい情況に直面しており、下方圧力が強まっているとの見方を示した。中国経済網が伝えた。

沈報道官は税関総署の統計を基に、今年1-10月、中国の輸出入額は前年同期比8.5%減の3兆2269億6千万ドルで、このうち輸出が同2.5%減の1兆8564億5千万ドル(約227兆円)、輸入が同15.7%減の1兆3705億2千万ドル(約168兆円)となったと発表、10月当月では、輸出入額は12.1%減の3231億9千万ドル(約40兆円)となり、このうち輸出が6.4%減の1924億1千万ドル(約24兆円)、輸入が18.8%減の1307億7千万ドル(約16兆円)となったと発表した。

また、沈報道官は1-10月の対外貿易の特徴を次の7点にまとめた。

1、一般貿易輸出入は成長を維持し、その割合も増えている。

2、電子機器製品の輸出は成長を維持し、労働集約型産業製品の輸出は減少している。

3、民間企業の輸出が増加を維持している。

4、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線諸国に対する輸出成長が比較的高い。

5、東部・中部・西部地域の輸出がマイナス成長となった。

6、大口商品価格の下落と国内需要の勢いが衰えていることを受け、輸入は依然低調な推移を示している。

7、グローバルな視点でみると、世界の主要エコノミーや新興諸国と比べると中国の対外貿易は依然良好な情勢を保っている。(編集IM)

「人民網日本語版」2015年11月25日

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