4.冬は重ね着するほど暖かい?
真相:冬の寒さ対策は、着用する服の量によって決まるわけではない。服は隔離の効果を発揮し、冷たい空気と体表面の熱の流れを減らすだけで、熱を生むわけではない。そのため服を重ね着すると空気の厚さが増え、体表面の熱の消失を防ぎ、保温性を高めることになる。人々が暖かいと感じているのは、体表面の温度のことだ。たが生理的な面から見ると、重ね着しすぎると体温調節機能の適応性を抑制し、むしろ寒さに弱くなる。これは重ね着するほど風邪をひきやすい原因だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月1日