2015年8月4日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

7月の「科学のデマ」、太陽が15年後に休眠状態に?

人民網日本語版 2015年08月04日08:51

7月の「科学のデマランキング」が、このほど発表された。太陽が15年後に休眠状態になる、酢の匂いをかぐと風邪の予防になる、多肉植物を置くと心臓に悪いなどがランクインした。人民網が伝えた。

1.2030年に太陽が休眠状態に?

噂:英国王立天文学会総会で、英国人科学者のヴァレンティナ・ジャルコヴァ氏は、太陽の活動が2030年に現在のピーク時と比べて60%減衰し、地球が「ミニ氷河期」に入る可能性が高いと予想した。メディアはこの結論について、太陽の「休眠状態」と解釈した。

真相:英国人科学者が実施したのは厳粛な科学研究であり、その結果もインパクト・ファクターの高い学術誌に掲載されている。しかしこの科学者の太陽活動に関する予想は、太陽が光と熱を発しなくなることを意味するものではない。太陽の「休眠」という解釈は、大衆向けメディアの誤解の可能性がある。研究結果によると、太陽は現在「壮年期」で、少なくとも40億年の寿命がある。


【1】【2】【3】【4】【5】

関連記事

コメント

最新コメント