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吉林省公文書館が北京で日本軍の中国侵略文書を展示

人民網日本語版 2015年12月14日11:24

 南京大虐殺犠牲者国家追悼日の13日、吉林省公文書館は日本軍の中国侵略文書89件を盧溝橋近くの中国人民抗日戦争記念館で展示した。このうち6件は南京大虐殺に関する文書で、文書や写真など大量の史料が、中国侵略日本軍の途方もない罪を詳細に反映している。人民日報が伝えた。

 「動かぬ証拠――吉林省公文書館所蔵日本中国侵略文書展」は「南京大虐殺」「女性蹂躙」「労働者の奴隷的酷使」など8部構成で、計89点の文書を展示し、歴史写真70枚余りも展示している。

 吉林省公文書館の趙玉潔研究員によると、これらの文書は日本・関東軍司令部の残した文書を整理していた時に発見したものだ。ある史料は大虐殺前の南京の人口を100万人と明記している。これは日本軍自身が記録したもので、「南京には20万人しかいなかった。30万人の虐殺はない」などの日本右翼勢力の荒唐無稽な発言に対する力強い反撃となる。同展は今年12月13日から来年2月13日まで開催される。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年12月14日

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