2015年12月11日  
 

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変わる健康消費の概念 北京はマスク消費全国一

人民網日本語版 2015年12月11日11:45

阿里研究院と阿里健康が10日に共同で発表した「阿里小売プラットフォーム健康消費報告」のデータによると、昨年のアリババ(阿里巴巴)系列の小売プラットフォームにおける健康消費(医薬品、健康グッズ、医療・健康サービスを含む)は総額650億2千万元(約1兆2303億6千万円)に上り、前年比62.5%増加した。「京華時報」が伝えた。

阿里健康の報告によると、中国人の健康消費の概念がこれまでの「病気になったら治療する」から「病気にかかる前に予防する」に変わりつつある。また健康消費ニーズが上昇を続け、ますます豊富になり多様化しているのが流れだ。

昨年のアリババ系小売プラットフォームの健康消費総額は650億2千万元で同62.5%増加し、中でも年消費額が5千元(約9万4613円)を超えるヘビーユーザーが68.9%と半数以上を占めたことが注目される。

製品や種類別にみると、北京はマスクの消費額が全国一で、全国の6分の1を占めた。黒竜江省のマスク消費の伸びは全国最速で、増加率が200%を超えた。

データをみると、呼吸に関する健康保護の意識で各省・自治区・直轄市の消費者は両極端な反応を示す。湖北省、河南省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、山西省、湖南省などは平均大気質が低いにもかかわらず、一人あたりマスク消費額は少ない。一方、平均大気質が相対的に高い広東省、福建省、海南省はマスク消費額が多い。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年12月11日

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