2015年12月25日  
 

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「快適さ」を追求する日本の「トイレ文化」 (3)

人民網日本語版 2015年12月22日08:14

もちろん、ハイテクが駆使された温水洗浄便座は値も張り、普通タイプで約6万円。高いものなら約24-36万円、さらには約120万円するものまである。

都市であっても、田舎であっても、日本の家庭では温水洗浄便座が標準装備となっており、レストランやオフィスビル、お寺などの公共の場のトイレにも広く普及している。

衛生陶器メーカー・TOTOによると、温水洗浄便座は、できるだけ快適にトイレを使うための商品で、日本人の生活コンセプトと科学技術をうまく融合させている。

中東諸国でも、現地の衛生習慣にマッチする温水洗浄便座が、大ヒット商品となっている。近年、中国人旅行客が日本で温水洗浄便座を「爆買い」していることが大きな話題になっている。しかし、米国やカナダなどの西洋諸国ではそこまで普及していない。その原因は、高価であることのほか、専用の電源も設置しなければならないことも挙げられる。だが、そのもとをたどれば、欧米人の衛生基準は、日本人のそれには及ばないからだ。


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コメント

最新コメント

中川 清三   2015-12-22125.53.124.*
「快適さを追求する日本のトイレ文化」と題する人民日報のコラムから、日本のトイレ事情を褒めたたえた記事と理解してもよろしいのか。 確かに日本のトイレはこの10年くらいで飛躍的に綺麗になりました。私は1ヶ月前に通勤中の車内で、急な腹痛を感じ次の駅で降りてトイレに行くと決め、東京メトロ日比谷線の小伝馬町駅で降りてトイレに入ったとき、東京メトロの駅のトイレはここまで進化したのかと我ながら驚き、駅の管理者達に尊敬の念を抱いた。 トイレ内の床や壁、天井まで黒のタイルで内装され、程いい間接照明と洗浄温水便座と床のタイルにこぼさないで小便を出来る工夫に高級ホテル以上の雰囲気を醸し出していた。特有の臭いも全くしない自分の家のトイレと比較にならない清潔感と高級感を感じるトイレだった。 15年くらい前の駅のトイレと公園のトイレは、非常に汚く臭くてよほどでない限り入りたく無かった。トイレが日本の文化だと言れるに至った最大の功労社は、日本を代表するトイレメーカー2社である。そのメーカーは元々お一つの会社だったが、息の合わない兄弟が別れて「TOTO」と「INAX」になり、これまた日本特有の競争原理が始まり、互いに知り尽くした商敵が切磋琢磨して、狭い日本で競い合い目の肥えた日本の消費者が満足するまで競い合った結果、世界で飛び抜けた日本のトイレ文化が誕生することになった。