(7)春運列車チケット
12月中旬、中国で一年に一度の春運(春節<旧正月>期間前後の帰省・Uターンラッシュに備えた公共交通機関の特別輸送体制)期間のチケット合戦の幕が再び切って落とされた。チケットの奪い合いやダフ屋、不満の声などが例年と同じく見られた。鉄道当局は、偽造チケットや転売などの行為を取り締まるため、認証コードのアップグレードや双方向の認証などの多くの措置を打ち出したが、ネットでの批判からは逃れられていない。今回足を取られたのは、鉄道チケット予約公式サイトの「12306」ではなく、この認証コードだという人もいる。ネット上では、ネットのスピードではダフ屋に負けていないが、画像の認証コードで足を取られたと訴える人も多い。
鉄道当局はこれに対し、ビッグデータを利用して反論し、問題が指摘された期間の認証コードの正確な識別率は70%で、ほかの期間よりも高く、設計通りの通常の水準だと説明している。