日本の住宅地にあるゴミ捨て場
日本で長年暮らしている華人・方静さんは取材に対して、「うちの子供が幼稚園に通っている時、昼ごはんに牛乳が出ていた。そのビンのキャップは紙で、その上にビニールがかぶせられていた。子供は牛乳を飲み終わると、その紙キャップとビニールを別々のゴミ箱に捨てるようにと教えられていた。牛乳ビンも中をきれいに洗ってから返却しなければならなかった。また、幼稚園は、商品の包装に書かれている各種記号を見て、どの種類のゴミか、どのように捨てるかを識別できるよう、子供に教えていた。また、保護者にプリントを配り、家でも子供たちにゴミの分別を実践させ、子供の時から良い習慣を身につけるようにと促していた」と話す。
大阪のある小学校で教師をしている張峰さんによると、日本では小学四年生の社会の時間に、ゴミの処理や再利用の過程を詳しく勉強する。また、学校は見学で4年生の生徒をゴミ処理工場に連れていく。5年生になると、資源エネルギーの利用やゴミを減らすことの意義なども学ぶ。