使い古しの鉛筆はどのように処理しているだろうか。この不思議な「発芽鉛筆」を見たら、あなたはまだゴミ箱へ捨てるだろうか。
この鉛筆の不思議なところは、土の中に挿して定期的に水やりをするだけで、暫くすると緑色をした小さな命が土の中から顔を出すところにある。
この鉛筆は米国のマサチューセッツ工科大学の学生が研究開発したもので、鉛筆の末尾に秘密が隠されている。小さな消しゴムが装着してある場所だったものが、今や分解できる黒いカプセルになった。中の土と種は水を加えると殻が破れ、1週間以内に土を破って芽が出てくる。現在、すでにデンマークの会社がこの発芽鉛筆のヨーロッパでの販売権を買い取っており、この製品が普段の生活に新鮮さをもたらすだけでなく、この機会に環境保護の理念を伝えたいと願っている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年1月5日