甘粛省祁連山国家級自然保護区が4日に発表した情報によると、祁連山野生動物資源調査隊はこのほど現地調査を実施し、チベットノロバ(約130頭)、チベットガゼル(約30頭)などの国家級保護動物を発見した。新華社が伝えた。
チベットノロバは中国一級保護動物で、ワシントン条約の付属書I類に掲載されている。野生のロバのうち最大の種で、肩までの高さは平均140センチに達し、アジアノロバに似ている。
チベットガゼルは中国二級保護動物で、プシバルスキーガゼルより痩せて小柄だ。チベットガゼルは典型的な高山・寒冷地の動物で、標高3000-5750メートルの高山の湿原、亜高山の湿原、高山の砂漠地帯に生息する。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月6日