中国の東西に走る最も長い高速鉄道、滬昆(上海〜昆明)高速鉄道が今年6月に竣工し、年末には営業を開始する。開通後、昆明から上海までの高速鉄道での所要時間は、現在の30時間あまりから8〜10時間に短縮される。昆明日報が伝えた。
滬昆高速鉄道は主に瀘杭(上海〜杭州)旅客専用線、杭長(杭州〜長沙)旅客専用線、長昆(長沙〜昆明)旅客専用線の3区間から構成される。それぞれの区間は2010年より相次いで開通し、最後の区間となった貴陽〜昆明間は、2015年12月末に雲南区間のレール敷設が始まった。今年6月には開通し、年末には営業を開始する見通し。
滬昆高速鉄道の時速は250キロ以上、昆明から上海までの所要時間が現在の30時間あまりから8〜10時間に短縮される。昆明から長沙まではわずか4時間で到着できるほか、昆明から杭州、南昌、貴陽までの時間も大きく短縮される。
滬昆高速鉄道の終着駅であり、西南地域最大の鉄道駅である昆明新駅は現在建設中で、今年6月には滬昆高速鉄道と同時に合同テスト調整の段階に入り、年末には開業する予定。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年1月7日