国家新聞出版ラジオ・映画・テレビ総局が6日に明らかにしたところによると、2015年の中国ゲーム産業の売上は1400億元(約2兆5050億5千万円)に達し、ゲーム人口と海外での影響力がさらに拡大したという。人民日報が伝えた。
中国音像・デジタル出版協会ゲーム出版事業委員会などが共同で発表した「2015年中国ゲーム産業報告」によると、中国ゲーム市場(ダウンロードゲーム、ウェブゲーム、ソーシャルゲーム、モバイルゲーム、シングルプレーヤーゲーム、テレビゲームなどを含む)の売上高(実質)は1407億元(約2兆5165億4千万円)に達し、前年比22.9%増加した。急速に増加するデータの背後には、日に日に陣容を拡大する中国のゲーマーたちがいる。15年には中国のゲーム人口は5億3400万人に達した。
15年には中国産ゲームの海外での影響力がさらに高まり、中国独自開発のオンラインゲームの海外輸出での売上高(実質)は53億1千万ドル(約6271億6千万円)に達し、同72.4%増加して、中国ゲーム産業は「東南アジアを維持しながら米欧で戦った」。早くに進出した東南アジア市場では好調な業績を上げ、古いゲームが引き続き企業に相当の売上をもたらしただけでなく、新しいゲームも迅速に成功を収めた。また一部の企業は欧米市場で新たな飛躍を遂げ、「クラッシュオブキングス」などが典型的な成功例となった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年1月7日