〇北京
北京の人々は「常に心配性」だ。というのも、北京市民は、住宅価格、ナンバー・プレート抽選、煙霧、外出などの懸念事項をめぐって毎日毎日考えを巡らせ、いつも心配事が絶えないからだ。スターの麻薬使用を発見すれば、出勤前でも通報するという北京の人々は、強い野次馬根性の持ち主といえよう。
〇台湾
台湾人は「ゴシップの達人」。台湾の人々にとっては、何事もゴシップの対象となる。台湾の人気バラエティー番組「康熙来了」の放送が終了した現在、司会を務めた小Sことシュー・シーディーと康永の行く末に関するゴシップが飛び交った。また台湾の選挙での「公認候補差し替え」の内幕についてもゴシップが流れている。
〇陝西
陝西省が全国の「肉挟饃(中国風ハンバーガー)」の基準を左右することから、同省の人々は、「肉挟饃の基準制定者」といえる。沙県のシャオチーやマカオの豆撈(海鮮鍋)などと同じように、この基準から外れたものはすべて違法な「肉挟饃」と見なされる。純正「肉挟饃」は、陝西産に限られる。