3Dプリンターを使い胎児を印刷することが、これから親になろうとしている夫婦の間で流行している。赤ちゃんがまだ母親の子宮内で眠っている間に、両親は先にその姿を見れてしまうというわけだ。英デイリー・ミラー紙の記事を引用し、環球網が伝えた。
この3Dプリンターによって赤ちゃんの顔の像を印刷するという概念は、英ランカシャーに本社を置くBaby:Boo社が最も早く提唱した。超音波スキャンの結果に基づき像を印刷することで、子宮内の赤ちゃんの顔の特徴と体の姿勢が分かる。高さ8インチ(約20.32センチ)の像の印刷費は150ポンド(1ポンドは約172円)となっている。
同社の創業者であるKatie Kermode氏(32)は、「おかしいと感じる人もいるだろうが、これは赤ちゃんの手足の型を作るようなもので、大切に取っておける記念品だ。当社は他にはない特別な記念品を提供したい。3Dの像によって親戚や友人と妊娠中の喜びを共有できる。両親は超音波画像を見るだけではなく、本物に近い赤ちゃんを見ることができる」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月3日