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北京、「大都市病」治療に向けた新構想を発表 (2)

狭い道路、緻密な道路網、15分生活圏

人民網日本語版 2016年02月26日14:08

また、北京市は、「自転車への回帰」を推し進める。市交通委員会路政局の侯小明・副局長は、「この構想の目的は、まず、『路面カラー舗装』などの措置を講じて徐行システムを改善し、自転車や歩行者の道路通行権を保障することにある。また、地域総合管理を結びつけ、地域間接続や連絡網による規模的な効果を狙ったものだ」と説明した。

北京市交通委員会の容軍・報道官は、「北京は、自転車と歩行者の道路通行権に重点を置く方向に向かう。今後、歩行者と自転車にとって『安全・スピーディ・快適・人に優しい』外出環境を作り上げ、『15分生活圏』を形成していく」と述べた

さらに、北京は「都市の過大拡張」を阻止する発展戦略を打ち出し、職住隣接と職住バランスを促進する方針。通州副都心計画において、通州現地の都市化や就業者・住民向け各種政策性住宅の提供を検討しており、居住コミュニティでの就業と都市化の抱き合わせを実現する。15分生活圏の構築に関しては、さらに便利に使用できる飲食施設などの配置に取り組む。北京市はすでに、「徒歩15分圏内サービス」政策を明らかにしており、基本公共文化施設の統一的設置による「15分文化サービス圏」を構築する。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年2月26日


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