周院長は昨年12月に中国最高人民法院テーマ会議を主宰した際、次のように強調している。
中国を比較的高い国際的影響力を持つ国際海事司法センターとすることを目標に掲げ、新たな時期における海事裁判業務を全面的に強化しなければならない。国家主権の意識を強め、中国の管轄海域内の各種海洋開発・利用活動に対して、法に基づき海事司法管轄権を行使し、積極的に国家海洋司法主権を示し、「青い国土」の安全を守らなければならない。国内外の当事者の合法的権益を平等に保護し、公正かつ効率的にそれぞれの事件を審理し、社会的信頼を確立すると同時に国際海事規則の制定に積極的にかかわり、影響力を持つ事件の裁判を通じて国際海洋法治の完備に参加していく必要がある。
統計によると、中国の国際海上輸送量は世界全体の3分の1を占め、中国の対外貨物貿易輸送の90%以上は海運によるもので、海洋総生産額は中国のGDPの9.6%を占めるようになった。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年3月14日