▽消費者は必ずしも評価しない
項さんは、「アップルが腰を低くして2番手市場や3番手市場に進出しても、消費者が必ずしも評価するとは限らない」という。
項さんは、「アップルの今回の動きは中国をはじめとする発展途上国向けに中級機をうち出そうとするものであることは明白で、価格や小さめのディスプレーは一部のユーザーを引き寄せるだろうが、アップルには見落としがある。というのも消費者の多くは確かに中級機・低級機を望みはするが、消費者にとって、アップルは高級機の象徴であり、ステータスの高さを表現するものであり、値段が安くなれば、消費者のアップル購入の動機が変わってしまうのだ」と指摘する。