項さんの見方によると、「スマートフォン中級機市場はアップルが考えるほど大きな成長が見込める市場ではない。ドイツの調査会社GfKの研究データによれば、2015年第2四半期(4-6月)には、価格250~500ドル(1ドルは約112.4円)のスマートフォン中級機のメーカーはどこも低迷し、世界の2大スマートフォン市場である北米と中国では、500ドル以上する高級機が最も人気を集めた。GfKによれば、規模が2680億ドルに達する中国市場では、15年の高級機の販売量が全体に占める割合は17%に達し、14年の10%を大幅に上回った」という。