○北京国際映画祭は中外映画交流における重要なプラットフォーム
苗副秘書長はたとえ中国映画が市場で目覚ましい成績を上げていたとしても、中国映画産業は海外とは歴然とした大きな差があると見ている。
また苗副秘書長は「我々の興行成績は主に国内で生じたもので、国際的な映画市場での興行成績は微々たるものだ。また映画作品のクオリティを高める上で、海外の優秀な映画人に学ぶ必要がある。同時に非常に多くの海外の映画人、特に欧米の映画人たちは急速に拡大している中国市場を目にし、この市場を共有したいと強く望んでいる。北京国際映画祭は世界各国の優秀な映画人を惹きつけ、中国の監督や製作者に非常に得難い交流や探求するプラットフォームを提供する一方で、海外の映画人には映画祭の各種イベントを通じて中国の映画市場を理解し、接触することができる場を提供している」と語った。
○数多くの著名映画人が出席する今回の北京国際映画祭
今年の「中外映画合作シンポジウム」の来賓の顔ぶれは豪勢だ。イタリアの有名監督であるジュゼッペ・トルナトーレ監督、米国の有名女優で映画「A Tale of Love and Darkness(原題)」の監督でもあるナタリー・ポートマン、映画「捉妖記」監督でアニメ映画「シュレック」のアニメーションディレクターとエグゼクティブディレクターを務めた許誠毅(ロマン・ヒュイ)監督、映画「きっと、うまくいく」のインド人監督のラジクマール・ヒラニ監督のほかにも中国と合作経験のある国際的な映画人や海外の有名監督、優秀な海外のプロデューサーたちを招待している。シンポジウムではこれらの著名な映画人たちが、参加者とともに国際合作映画に関する経験を共有することで、素晴らしい内容となることが予想される。