昨年8月6日、「被爆70周年広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式」で挨拶に立った安倍晋三総理は、歴代首相が触れてきた「非核三原則」にあえて言及しなかった。このような子細な事実からも、安倍総理が広島への原爆投下について本当に深い思考をもっているのかどうか、広島市民を含む大戦の犠牲者に対して本当に同情や尊敬の気持ちを抱いているのかどうかという疑念が生じざるを得ない。
日本の伝統芸能の一つ「能」では、演者は演目のストーリーに応じて様々なお面をつける。喜びの表情のお面もあり、憂い・悲しみを浮かべたものもある。広島にはもう一つの顔があり、日本の当局にももう一つの顔がある。どのような「お面」をつけようと、その下にある「真実の顔」は隠しきれない。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月14日