「新華字典」は中国人が最も利用している言語系辞書であり、4月12日に5億6700万冊という発行部数で「世界で最も人気がある字典」と「最も売り上げた書籍(定期的に改訂)」としてギネス記録を樹立したというニュースが再びメディアに広く注目されている。京華時報が伝えた。
1853年に初版が編さんされて以来今日まで、「新華字典」はすでに11回の改訂を経たのち60年余りの道のりを歩んできた。現在までにおいて最も影響のある辞書が「世界で最も売り上げた書籍」というトップの座に登りつめたとしても、依然として時代と共にきっちりと足並みを揃え、5~7年ごとに1回の割合で改訂を行なっている。商務印書館によると、現在改訂中の「新華字典」第12版は、時代の発展に絡めて常用インターネット用語を組み入れる予定で、同時に携帯アプリ版「新華字典」を研究開発しているところだという。