報告によると、中国の高級車オーナーの平均年齢は33歳で、男性が74%を占めた。学部以上の学歴保有者の割合が欧洲より3割高かった。既婚者が9割を占めていた。欧洲の同割合は7割だった。
中国も欧洲も、高級車オーナーは、自信に満ち、情熱があり、信念を持ち、生活を楽しんでいた。中国のオーナーの主な趣味は運動。以下、旅行、美食、家族活動と続いた。女性は、SPA・美容を好んだ。
所得について
中国の高級車オーナーの所得を見ると、各指標が昨年を上回った。うち、平均月收は昨年の3万元(約51万円)から3万1千元(約52万7千円)に増加。世帯月収は昨年の8万8千元(約149万6千円)から9万元に増加した。世帯平均総資産額は昨年の880万元(約1億4960万円)から1140万(約1億9380万円)に増加した。欧洲を見ると、高級車オーナーの平均月收は7万元(約119万円)、平均世帯月収は12万8千元(約217万6千円)だった。
中国では、ランドローバーのオーナーの世帯所得が最高。世帯総資産額が最高だったのはポルシェのオーナーで、約1700万元(約2億8900万円)だった。一方、世帯所得が最低だったのはレクサスのオーナー、世帯総資産額が最低だったのはインフィニティのオーナーで802万元(約1億3634万円)だった。アウディ、BMW、ベンツ、ボルボ、ランドローバーのオーナーの世帯総資産額は1200万元(約2億円)前後。レクサス、キャデラックのオーナーの世帯総資産額は1000万(約1億7千万円)以下だった。
一方、欧洲では、ポルシェのオーナーの世帯所得が最高で、世帯総資産額が最高だったのはBMWのオーナーで約1450万元(2億4650万円)だった。世帯所得が最低だったのはランドローバーのオーナー。総資産額が最低だったのはインフィニティのオーナーで1090万元(約1億8530万円)だった。