2016年4月25日  
 

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ボランティア不足の熊本地震被災地 避難所生活長期化の恐れ (3)

人民網日本語版 2016年04月25日14:50

4月22日、益城町で物資の運び入れを行うボランティア

ボランティア用宿泊施設は整備されつつあるものの、まだまだ不足

取材を通じて、熊本地震の被災地では生活用品や食料の仕分け分配や生活ごみを処理する人手がきわめて不足していることが察せられた。熊本県や福岡市などの公式サイトでもすでにボランティア募集の通知を掲載し、企業や公益団体、個人ボランティアの支援サービスへの参加を呼びかけている。

4月23日、益城町で昼食を作る準備をするボランティア

熊本県県庁が22日に公式サイトで発表した情報によれば、すでに崇城大学と熊本保健科学大学がボランティアの宿泊施設としての準備を整え、23日と24日の2日間開放され、それぞれ50人と70人前後のボランティアを受け入れることが可能としている。ボランティア活動への参加を希望する人々は事前に申請が必要だが、現在の条件は限られており、ボランティアへの水や食料、寝具等生活用品の提供は不可能なため、ボランティアはこれらを持参しなければならない。

4月22日、益城町で被災者に救援物資を配るボランティア

被害が深刻な益城町にも4月21日には災害ボランティアセンターが開設され、200名前後のボランティアを招き、現地で被災者への物資の仕分け分配、高齢者の生活支援等の活動を行ってもらうことを計画している。

益城町の「井関熊本製造所」に開設されたボランティアセンターでは21日、およそ100人前後のボランティアが登録し、それぞれ物資の分配や避難所への食糧の配布等の作業に協力した。


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