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米国版「大聖帰来」が7月29日上映へ ジャッキー・チェンが孫悟空の声優に

人民網日本語版 2016年05月10日13:15

かつて中国アニメ映画の新たな興行収入記録を樹立した「西遊記之大聖帰来(Monkey King:Hero is Back)」が今日、米国版の予告編とポスターを公開、孫悟空の声優を中国映画界のビッグスターであるジャッキー・チェン(成龍)が担うことも発表された。作品は7月29日に3Dと2Dで米国の映画館で上映される。人民網総合が伝えた。

「西遊記之大聖帰来」は2015年に中国大陸部で上映され、中国アニメ映画史上最高記録となる興行収入9億5600万元(約160億円)をたたき出した。熱狂的な映画ファンの書き込みによる宣伝は映画界を驚かせるほどの効果をもたらし、その代表的案例にもなった。また、芸術面での成果として、同作品は「十年で最も見ごたえのある国産CGアニメ映画」の栄誉を与えられ、人々の国産映画に対する信頼を大きく高めた。

米国版「大聖帰来」では、アクションスターのジャッキー・チェンが孫悟空の吹き替えを担当する。プロデューサーの馮奕(フォン・イー)氏は、「国内外で有名な大物人物であり、中国文化とカンフーの象徴的人物といえ、すぐにジャッキーを思い浮かべた。彼もこの作品のファンの一人で、すぐに快諾してくれた」と紹介する。

1年の時を経て真新しい姿で米国本土に登場する「西遊記之大聖帰来」。ポスターに描かれた孫悟空は、聳える崖の上に立ち、如意棒を握って中国で特別な意味をもつ白龍と向き合っている。その姿は冒険に満ち溢れている。(編集MI)

「人民網日本語版」2016年5月10日

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