ブラジル・リオデジャネイロで開催される第31回オリンピック競技会(2016リオ五輪)が8月に開幕する。珠海格力電器株式有限公司のエアコンは五輪で採用される唯一の中国独自ブランドとなり、競技場には格力製品が全面的に設置される。開会式・閉会式の会場(マラカナン競技場)、オリンピック村、メディア村、提携ホテル、空港などに家庭用と業務用のエアコンが適宜設置されるという。
五輪組織委員会は開催準備にあたって、各競技場のエアコンの質と性能に関して厳しい要求をうち出した。数回に及ぶ検討の結果、格力の製品が優れた快適性、省エネ性能、信頼性で勝利を収め、採用されることになった。格力の省エネ・環境保護のコア技術は中国や世界の科学技術コンテスト、冷却産業のコンテストなどで数々の賞を取っており、ブラジルでも鉱山エネルギー省の「大統領省エネ賞」を11年連続で受賞している。
格力は01年にブラジルに全額出資子会社を設立し、それから15年間、一貫して独自ブランドでの市場開拓を進めてきた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年5月10日