女性のほうがになりやすい「キーボード肘」 机と椅子の高さがポイント
同病院疼痛治療科の周建斌主任は、女性ホワイトカラーが「キーボード肘(肘部管症候群)」にかかるリスクは男性より高いと紹介。
その原因を尋ねると、周医師は「女性の手根管は一般的に男性より小さいため、手首の正中神経が圧迫されやすい。また女性の多くが文書作成や秘書として働き、この種の業務内容はこまごまと煩わしい。手首への負荷を超えた仕事となる頻度が高いほど、ダメージを受ける可能性も高い」と説明している。また、「キーボード肘」を回避する一番いい方法は正しい姿勢でパソコンを操作することだという。例を挙げると椅子を適度な高さまで調節し、キーボードを体の前の中央の位置に置けば、手首の受けるダメージを減らすことができる。仕事の合間にも手首や肘のリラックスを忘れず、1時間ごとに10秒程で手首をゆっくり回すのが理想的だという。