ドライアイ対策は目の乾燥の解決に パソコンの置く場所に工夫
ホワイトカラーがパソコンで仕事をする場合、近距離作業になるため、ドライアイなどの症状が起きやすい。
同病院眼科の夏承志主任は、「多くのオフィスではパソコンを壁に向けて置いており、しかもほとんどが白い壁。この場合、パソコンを使用する者が頭を上げても、目に入るのは真っ白の壁だけだ。このような状況下では目を調節したり、リラックスさせられないだけではなく、視神経の緊張と疲労も深刻となる。このような状況が長く続いた場合、近視やドライアイになる」と語った。
ではどうすればこのような状況を変えられるかというと、実は簡単。パソコンの置く場所をちょっと変えればいいのだ。特に窓の近くは最適な場所と言える。なぜならいつでも遠くを眺めることができ、近距離作業を続ける目に対するリスクを減らせる一方で、視神経の疲労も回復させることも可能だ。どうしても壁に向かってパソコンを置かなければならない場合は、パソコンの縁に薄緑や水色の絵を貼ったり、デスクトップの壁紙を芝生か海の写真に変えればいい。これらの寒色は目の疲れを解消する効果があるという。(編集SC)
「人民網日本語版」2016年5月10日