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中国製高速鉄道用軌道スラブ、独日の技術独占を打破

人民網日本語版 2016年05月10日14:11

中国鉄路総公司と銀竜株式有限公司が共同研究・設計した、高速鉄道用CRTSⅢ型プレテンション方式プレストレスト軌道スラブ生産技術が、河北省河間市の専門家チームによる審査に合格した。専門家チームは、その重要技術・設備は世界初であり、世界トップ水準を持つと評価した。経済参考報が伝えた。

軌道スラブは高速鉄道レールの重要部分であり、列車の高速・安全・安定運行を保証する。

完全に独自の知的財産権を持つCRTSⅢ型プレテンション方式プレストレスト軌道スラブは2013年、西安〜宝鶏旅客専用線、瀋陽〜丹東線などの試験区間での試験に成功した。この軌道スラブは時速300キロ以上の高速鉄道に使用でき、鄭徐線(鄭州~徐州)、京瀋線(北京~瀋陽)、商合杭線(商丘~合肥~杭州)、京九線(北京~香港九龍)など建設中・計画中の高速鉄道で全面的に応用されている。

中国が独自に開発したCRTSⅢ型プレテンション方式プレストレスト軌道スラブは、日本とドイツの技術独占を打破した。日本の技術を採用したⅠ型、ドイツの技術を採用したⅡ型の軌道スラブが持つ、配筋システム、絶縁設計装置、軌道スラブ連結システム、シール・アンカーシステムなどの不足を補い、世界トップの地位を占めた。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年5月10日

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